久し振りの良書
久し振りに2冊の本を、続けて読了しました。
1冊目は「キリンビール 高知支店の奇跡」 田村 潤 著 講談社 新書
もう一つは「優れたリーダーは みな小心者である」 荒川 詔四 著 ダイヤモンド社
共に会社の経営者が自分の体験をもとに
書き下ろしたもので、平易で説得力のあるものに
出来上がっています。
リーダーたるものの考え方、行動の仕方が
具体的に理解できます。
高額のお金を出して、講習を聞いたり、授業を受けたり
またはコンサルタント等に依頼するよりは
「780円+1500円(それぞれ税別)」の税込2500円を切るこの両書を
数回読んだ方が確実に身に付くと思います。
両書には共通点がかなりあるのですが、
その中でも必ず押さえなければならないことは
二つです。
先ず、社員と共に「大きな方向性を決める」こと、
次に何より現場を重視する事です。
前者に関しては、経営理念等は除き、
どちらの会社も『1位になること』を強烈に意識していることです。
このことが共有されると、組織全体がチャレンジ精神に溢れる
文化が根付くのです。
この意識が無ければ、企業は成長せずに
最終的は生き残れません。
後者に関しては「現物」「現場」「現実」を知らないで
頭だけで政策立案しても、どこかで綻びが生じ
何としてでもやり遂げるという継続性が無くなるのです。
数年振りに良書に出会いました。
やはり私は、非常に『運』が良い!!