今からが面白い
昨晩は、外資系の二輪関係の人と
夕食を共にして、情報交換を行いました。
九州のみならず、関東でも身の丈を超えた
借金をした販売店が、かなり苦境に立っているようです。
卸元の販路政策が一気に変更された影響が
色濃く出てきた感じがします。
ただこのような現象は、外資系だけでなく
すでに国内でもホンダ、カワサキは
その先鞭をつけていることも事実です。
二輪業界もちょうど、代替りの時期にもあたり
新たな借金に対する危惧も相当なものがあります。
様子見が70%、果敢に挑戦するのが20%、
廃業を選ぶのが10%といった具合でしょうか。
私はどうか?
決断を迫られるときには、常に最悪の事態から考えます。
それから妥当な数字をあてはめ
ぼんやりとした輪郭を少しずつはっきりさせていくのです。
その考える期間は、普通の人よりはかなり長くかかります。
その間は考えと並行して、場所選びや、資金の手当て
人の手当て等に関する行動を同時に起こしています。
経験上2~4年ほどかかっています。
不思議なことにそれくらいになると
輪郭はもっとはっきりしてきて
最後はツルゲーネフの「乗り掛かった舟には乗れ」の言葉に
後押しされて実行してしまいます。
急激に競争のステージが押し上げられ
その上であくまで戦うのか、断念して降りるのか
面白い時代になってきたものです。