数え日
「数え日」という言葉があります。
年末の、残り少ない日々のことです。
この頃になりますと、ことし1年間を振り返ります。
昨年の自分より成長しただろうか?
昨年の自分と何が違うだろうか?
今年の私は、かなりはっきりと成長を意識できました。
いろんな意味でのどん底を味わい
記述しています「レジリエンス」が身に着いたと自覚できるからです。
本当に神様は、毎年毎年試練を与えて下さいます。
その時に一番重要なことは、その試練から逃げ出さないこと。
抽象的ですが、先ず怒りや後悔や屈辱や不安等を全て飲み込むのです。
他人に知られずに大声で喚き散らしてもよいし、一人旅に出るもよし。
ただそこで絶対にやってはいけないことは
「もう駄目だ」とかの否定語を
音にして口から発することです。
ここをぐっとこらえて、眠れぬ日々を数日過ごしていますと
後に次第にわかるのですが
精神力にいつの間にか「耐性」がついています。
『去年の自分より今年の自分が
劣っていることは
他人に比べて劣っていることより
恥ずべきことだ』
松下幸之助の言葉ですが、
「数え日」は、しっかりと自分採点するいい機会だと思っています。