悩み
弊社では独立採算で各店舗を運営しています。
各店長の裁量で、業績も違ってくるので
彼等の悩みは尽きません。
当然、目の前の業績を上げて利益を上げるにはどうしたらよいか
常に考えながら行動を起こしています。
その点を深く考えれば考えるほど、スタッフが自分の思いのままに
且つ自主的に動いてくれればとの願望になります。
現実的には、自分が商談や整備をした方が速く、しっかり結果も残せると
ついつい自分が表に出てしまうのです。
これでは、部下は育ちようがありません。
思い切って、我慢して、自分で考え行動させることも
重要な訓練なのです。
「老子」の教えに
『太上は下これあるを知る、その次は親しみてこれを誉める、
その次はこれを畏る、その下はこれを侮る』とあります。
一番は部下に存在すら意識されない上司、
二番目は部下に尊敬される上司
三番目は部下に畏れられる上司
一番駄目なのは部下に馬鹿にされる上司。
任せることと、放任することの明らかな違いが理解できさえすれば
どんどん部下に責任を持たせて見守ることが
自立への近道だと考えます。