研究も経営も同じ
久し振りに、TVで「プロフェッショナルの流儀」を見ました。
IPS細胞の作製でノーベル賞を受賞した『山中伸弥』氏でした。
私よりかなり若い彼は、難病の末に父を亡くし
今年認知症の母まで亡くしています。
医療研究者として忸怩たる思いがあったことは容易に想像できました。
TVを通じて何とか人の助けをしたいという思いが
強く伝わってきました。
「プロフェッショナルとは」という問いに
『自分が何もわかっていないということをわかっていること。
そしてそれを乗り越えるようにずっと努力ができること』
と応えています。
簡単に言えば、現状に満足せずに、常に上を目指して
努力を続けることだと私は解釈しました。
まるで、「経営」と同じです。
「自信」は非常に大切ですが、そのことは
ややもすると「過信」や「満足」になってしまいます。
これでよしと思った瞬間から、衰退や後退が始まります。
まだまだ、もっともっと!!
彼もマラソンで身体を鍛えていましたが
健全な体でないと、努力は続けられないのです。