男はやはり強くあるべき
今回の旅行で良かったことが二つありました。
一つは、野望は幾つになってでも大きく持つことを再認識したこと。
二つ目は、人生で初めて24時間10日間にもわたり、魔ダムと二人で過ごしたのですが
二人ともに円形脱毛症は現れなかったし、ジンマシンも出ませんでした。
今後夫婦生活を送るうえでの、最低限のラインは合格したことをお互い確認し合えたこと。
私の知人の女性は、単身赴任のご主人が帰宅するとわかるたびに
円形脱毛症になり、最終的に子供が大学を卒業した時点で離婚。
もう一人の知人女性は、まだ子供が中学生と高校生なのですが
アルバイト感覚でしていた仕事が、あまりに素晴らしく某大手役員の目に留まり
正社員として大きなプロジェクトを任されることに。
公務員のご主人は、早く帰ってきて欲しいと、以前以上に奥様にベタベタと接るように。
その奥様は帰宅する玄関前に来るとジンマシンが出るようになりました。
現在、弁護士を入れて離婚の調停中。
年を重ねるにつれ、特に定年退職前後で、周りで離婚の話が急に増え出しました。
ほとんどが奥様からの申し出です。
ご主人にとっては、まさに青天の霹靂。
長渕剛の「愛しているのに」のフレーズにある
『君にとっての今までの僕 何がいけなかったの?』と
情けない状態になるのです。
今回の旅行でも、次の会話がありました。
魔ダム:「お酒も、煙草もやらずに、男友達も女友達もいなくて、人生何が楽しいの!?」
鞄持ち:「今までで楽しいと思ったことは一度もない」
魔ダム:「生きている意味がなさそう」
鞄持ち:「達成感とやりがいで生きている。自分で目標をどんどん上げていき、
それを達成した時の喜びには震えるものがある」
魔ダム:「ふ~ん??? ところで私はベタベタされるのは嫌いだし、うざったく思う」
鞄持ち:「わかっている。今『亭主元気で留守がいい』のプロになるように
心身共に改造中。少し待ってろ」
どのような状況に陥ろうとも、情けない男にはなりたくないし、
私の一番嫌いな同情される男にだけはなりたくないと強く思いました。
そうならない為には、身体を鍛え上げ、猛烈に仕事をこなし経済力を大幅に上げるしか
方法はないのです。
そのうえで『あなたしか見えない』と言ってくれる姫ーナを
一時も早く探し出すことです。