もう駄目だ
自分の思うようにならないのが世の中の常です。
このことを数多く体験し、そのレベルが基礎となれば
しめたものです。
思い通りになった時に、いろんなことや人に
感謝の念を持つようになるからです。
会社の経営に携わっていますと
普通のサラリーマン以上にそのような体験をします。
私は創業30年で1度だけ「もう駄目だ」と思ったことがあります。
その時の心情は以前にも記述しましたように
毎年使用している同じ手帳に記入された、いろんな人の
引用文から理解できます。
今後、愚息達が会社の経営を引き継いだ後も
必ず出くわす心境です。
その時に、絶対に諦めないこと。
私は、稲盛 和夫氏の
『もう駄目だと思った時が、仕事の始まり』という箴言で
勇気づけられました。
それと同様に、日々の経営の中で
『「あきまへんな」と口にしない』という
大和ハウス工業の樋口 武男氏の言葉を
『「できない、だめだ」と口にしない』に置き換えて
実行しています。