気の緩み
災害の怖さについては、嫌というほど味わいましたが、
身近な事故やクレーム等は、きちんとした準備やルーティンを
行っていれば防げる場合がほとんどです。
弊社の様に複数店舗があると、どこかの店舗で
交通事故やその他の事故及びお客様からのクレーム等が
発生しますと、妙に連鎖します。
各店長の気の緩み以外何でもないのですが、
暫く何にも無いので返って怖さを感じます。
もう一度各店長の意識を向上させねばなりません。
既述していますが「ハインリッヒの法則」というものがあります。
アメリカの損保の技術・調査部に所属していた
ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが統計学から
導き出したものです。
大きな事故やクレームが1件発生したら、それまでに29件の
軽微な事故やクレームが発生しているというものです。
更に潜在的にその背後に300件の顧客の不満やヒヤリハットが
有るとされています。
悪い情報ほどすぐに知らせるようにいつも指示していますが
小さなクレームも発生していないなどあり得ません。
各店長が「まあ、いいか」と流している証拠です。
最近天候が良くなって、次第に各店の業績も上向き始めました。
この様な時にこそ、しっかりと足元を見つめ直し
安全・安心・顧客満足を徹底すべきです。