形に出る
新店舗のお客様用のソファーと待合用のテーブル&椅子を
選ぶのに苦労していました。
そんなある日、今度の弊社の担当になった取引行のA君が
「明日、明後日で大川の家具祭りがあるそうです」と
これまた人事異動で来たばかりの支店長から聞いていて教えてくれました。
私と次男は性格が似ていてすぐに行動。
翌日車を飛ばして二人で大川市の家具工業団地へ。
かなりの盛況で、数点候補を絞りながらほぼ決定しました。
しかし折角来たのだから他も見ようという事になり
支払いは止めました。
道路沿いにかなりの数の家具屋さんです。
その一角で二人揃って「ここは良さそうだ」と
一致したのがMという会社でした。
そこに入って先ず感じたのは、
店内の掃除が非常に行き届いていたということ。
3階まで上がっていく階段の隅々まで綺麗で、
手すりまで掃除をしていることが理解できました。
いろいろ商品の説明も聞きたかったので近くの男性に
声を掛けますと、気軽に案内してくれました。
かなり理想の形に近いものが見つかったので
二人で、前の工業団地のものよりこちらの方が
安心感があるという事になり、無理を言って負けてもらい
購入を決定しました。
その後、取引行の支店長とその話になりますと
その会社は非常な優良企業で人材もかなりのレベルとのことでした。
やはり経営者の思いは、何らかの形に出るものだと
恐さを感じると共に自分と次男の審美眼も
まんざらじゃないと少し嬉しくなりました。