いよいよか
新聞の夕刊に、「郵便バイクの電動化」という文字が躍っていました。
全国24000の郵便局と85000台のバイクを保有する
日本郵便とホンダがタッグを組むそうです。
来年には発売を目指しているようで、予定通り計画が進めば
我々の業界で何が起こるか?
先ず郵便局のバイクを専門にメンテナンスしているバイクショップの
仕事がほとんどなくなる。
次に、他の種類の小排気量のバイクが順次電動化され、
我々二輪業界における利益の源泉である整備工賃がかなり減る
可能性がある。
そしてこれが最も恐い事なのですが、
ホンダが電動バイクを一気に制することになれば
現在のカブ号や配達用キャノピーと同様
ヤマハやスズキには対抗する車種が無くなることです。
流石にしたたかなホンダです。
趣味性の強い、流行等に左右されやすい個人の「フロー」のスポーツバイクで
ヤマハにシェアを奪われても、業務用という「ストック」で
他者を一斉に排除するという戦略。
このブルーオーシャンでしっかり利益を出し続け
その利益で趣味性のスポーツバイクの競争力を増していくという
シンプルな戦術。
ヤマハの専門店である弊社などは、今から
何等かの対策を打っておかねばなりません。
この様に私は予測するのですが
考え過ぎでしょうか?