経営戦略
2月14日に第二の創業に向けて
股関節のかなりの痛みを押して
「盛運」の方位を取り、宇佐神宮に行きました。
宿は超辺鄙な大分県国東半島東部にある
フェリーで20分ほどの「姫島」の風呂もついてない安いペンションです。
10室ほどありましたが、宿泊客は私一人。
かなりの風を感じながら、青い空とうねりのある
紺碧の波を眺めながら、誰にも邪魔されずたった一人で
思索に耽りました。
再三既述していますように、大型店舗の出店に
全神経を集中しないといけない時期に、社内のごたごたです。
大きな借金の額に躊躇している自分もいました。
高い壁が現れた時に読み返す経営書が「一倉定の経営心得」。
この中で今回琴線に触れたのが
「経営戦略とは、『戦わずして勝つ』あるいは
『戦わずして優位に立つ』ための事業構造の変革であり、
それによって自然に高収益を生むことができるような
体勢を実現することである。」
常にこの意識を持って経営にあたっていたつもりです。
何の為にドミナントで一つのブランド専門店を
複数出店してきたのか?
正しく「戦わずして勝つため」の戦略だったことを
鮮明に思い出しました。
初心に戻れば、完成するまで出店を続ければよいだけと
随分気分が楽になりました。
私にしかできないことなのです。