違い

既述しました一人当たりの売上高が7000万円を超え

流動比率が500%超えるご夫婦にターニングポイントは

何だったかを尋ねました。

 

すると特別なことはしていないとの返答。

ただ、古くから一緒に働いてくれている二人が

特にお客様の評判がよく、会社に尽くしてくれる。

 

後は先を読んで人と反対の事を実行したとのこと。

一番顕著に影響が出たのが、ビッグスクータが流行した時に

その流行はすぐに終わり、そのお客様はバイク好きにはならないと踏んで

スポーツバイクに力を入れた。

 

流行が終焉した時には、自店しかスポーツバイクのイメージがなくて

広範囲よりよりバイク好きの人達が集まってきた。

 

また、みんながアメリカンやオンロードしか眼中になかった頃

オフロードを中心に品ぞろえをした。

 

常に人がやらないことを実行してきて

今があるという事です。

 

彼曰く、特に「バイク屋さん」と「ディーラー」の区別がつかない店主が

ほとんどで、彼の店はコアの客をあえて作らないように

幅広い層が来やすい店を目指しているとのこと。

 

『売上高が1.5億円を超えないような店は

店主の好きな客しか来ていない証拠』には含蓄がありました。

 

築40年を超える店はとても古さを感じさせず

整理整頓が行き届いており、バイク以外のその他商品にも

プライスと機能がきちんと表示され、全員身ぎれいな

統一したユニフォームで名札も綺麗なものをつけていました。

 

こちらの奥様でも私のこのブログを見て下さって

色々参考にされているのに、弊社の店長の中には全然見ないものもいます。

 

それで売り上げも利益もかなりのレベルなら許せるのですが

「売れません」と他人事のように言われると

その度に「人材不足」を感じます。

 

ショールームだけでなく工場やバックヤードまで

綺麗に清掃、整理、整頓されている店は弊社ではゼロ。

綺麗なユニフォームに統一している店もゼロ。

きちんと名札をしている店員がいる店もゼロ。

 

私と魔ダムの年収の合計を一人分の店長の年収以下に抑えて

やっと利益を出しているこの異常事態。

環境が激変している現在、

私自身はやはり嫌われ者にならなければならないと

痛感しました。

 

 

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