まだまだ

数日前に定例の、件の弁護士と我が息子達の

勉強会を行いました。

痛切に感じることは、やはり息子達の基本的な勉強不足です。

 

私だったら「こんなことも知らないのか」となるところを

彼はじっと耐えながら息子達に教えています。

 

たまたま、9月の月次決算が出ていましたので

その数字をもとにBS、PL、CFを学ぶことに。

 

PLは誰もがそうなのですが、意外にすんなりいきます。

ところがBSになると意味不明になり、CFに及んでは

ちんぷんかんぷん。

 

私は、PLをほとんど重視しません。

先ず、CF、続いてBSの順で見ます。

 

彼曰く

「わあ、凄いですね!!! 各店毎に毎月CFが出ているのですね。

接待費が少な過ぎる。こんな素晴らしい決算書は久しく見ていない。」と

驚いていました。

 

息子達はその意味があまり理解できていないので

きょとんとしていましたが・・・。

 

ただそれもそのはずです。

彼は「倒産」処理の専門家なのです。

少し良いぐらいの決算書でも、倒産直前の会社のそれよりは

遥かに良いわけですから。

 

私が彼に肩入れをしているのは、彼の性格や才能もそうなのですが

何より「倒産」処理の専門家なので、それに至る過程や原因等を

いくつもの実践事例として豊富に持っていることなのです。

 

存続してこそ、会社なのです。

同じ年頃にも拘らず、まだまだの息子達を窘めましたら

次男曰く「叱れる後継者がいるだけで幸せジャン」と。

確かにそうなのですが???

 

 

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