難しい選択
9月30日に9月の実績速報値が出ました。
目標に対して80%と非常に厳しい数字でした。
経営の立て直しを急がなければならない店が
3店も出てきました。
これだけヤマハの新商品が売れているにも拘らず
何とも情けない限りです。
ただ、いくらため息をつこうが、これが弊社の今の実力なのです。
立て直しには厳しい節約も必要ですが
前向きな新たな投資も必要です。
新店舗用地が出てきて、家族全員で非常に前向きに検討しました。
300坪ではなく600坪借りて思い切った経営を
やってみようかとさえ考え始めていました。
意中の二人の人物に意向を聞きましたが
色よい返事は聞かれず、その上9月のこの実績です。
きっぱりと「600坪日本一」構想は諦めました。
普通にやれる300坪の敷地に100坪の店舗に決定。
しかし、この大きさでも既存店がこれほど悪いと
かなり躊躇します。
毎年毎年難しい選択の連続。慣れているつもりでも
身体は正直です。
変調をきたし出しました。
私の創業当初からの応援団のご夫妻が
福岡でも1.2位を争うふぐ料理専門の名店に
連れて行ってくださいました。
アドバイスは
『あまりに真面目すぎる。大きく羽目を外せ』
そこの奥様は自身の還暦祝いにとニュージーランドに
3ヶ月単独ホームステイ。
一人残されたご主人は、京都のウィークリーマンションを
1ヶ月借り切り遊びまわるとのこと。
確かに鹿児島在住の私の経営の師匠も、
美味しいものを食べるだけに
小樽にマンションを購入し、年の1/4は北海道生活。
平凡な私には、とても出来そうにもありません。