integrity
「誠実・正直・本物である」という意味で
honestyより堅い言葉として使用されます。
とある雑誌に、経営者としての必要なものとして
上記言葉と「プロとして行動する」というものがありました。
日頃、起業や経営の相談を受ける時に
私が先ず確認するのが「商店」でやるのか「企業」でやるのかです。
「商店」であれば、その人の性格とその分野での腕前等で
真面目にやっていれば、成功の確率はかなり高くなります。
しかし、「企業」については必要なものが全然違ってきます。
その分野の腕前等があるに越したことはないのですが
それがなくても、プロとしての『経営』ができることの方が
より重要なのです。
我々二輪業界で考えますと、殆んどのバイクショップの
スタッフの方が私よりも整備の腕前は上です。
こんな私が現場に出て整備をしても、業績にはほとんど貢献できないでしょう。
しかし、『経営』のプロとして、スタッフが
より働きやすい環境を作ったり、
生産性が上がるシステムを開発したり、
未来の会社形態の変化に迅速に対応する等の事を行えば
それこそ貢献度は大きくなります。
本物のプロ『経営者』になるために、かなりの授業料を払い
改めて「財務」と「法務」の勉強を
私と長男、次男の3人で始める事にしました。