アナログ
先日、いつものように朝刊を見ていましたら
見開きの全面広告に「宝島社」の広告が掲載されていました。
左面に「古きものよ去れ。新しい市場よ、湧き上がれ。」
右面にかなり長文の意見広告。
「『今どき雑誌なんか売れない』という、古い頭の人達は、
どんどん損をしている。」
「今こそ『アナログの力』を、私たちは爆発させていきます。」etc.
久し振りに意見広告を全文繰り返し読みました。
私の考えとほとんど同じ内容で、驚きもしましたが
今まで以上に、自分の考えの正しさに確信を持たせてくれる
内容でした。
実際この会社の売上高は前年比119%。
ファッション誌では国内シェア1位です。
もともとムック本や別冊宝島は、切り口が面白くて
私もファンではありましたが、時代環境の変化に対応しながら
ユーザーの支持を取り続けています。
すぐに西日本新聞も調べてみました。
掲載されていません。
日経新聞にしか掲載しないところにこの会社の
矜恃を感じます。
全国紙の全面広告です。
1回で数千万円はかかるでしょう。
このモノが売れない現在、このタイミングでの
新聞という衰退媒体での広告。
大好きですね、こんな会社。
早速書店に行って、この会社の各種雑誌を
手に取ってみようと思いました。