美しい
私が受けているテニススクールの受講時間は、
最終時間帯の午後9時20分から10時40分までです。
先日スクール終了後補助で入っているアルバイトのA大学の
A君と話をしていました。
すると別の時間帯の同大学の後輩であるB君が
練習しにやってきました。
最終スクールが終了したので、少しの間
彼等アルバイトは練習できるようです。
私は面白そうだったのでネット裏の椅子に深々と座り
間近でじっくり練習風景を見る事が出来ました。
数分経った頃から真剣な練習に変わり
その凄さに感心しました。
何時の間にか椅子の前半分までお尻が来ていました。
このレベルでも九州1位にはなれず、その九州1位も
日本一には程遠いと思うと、テニスの奥深さをつくづく感じます。
目を凝らして細部を見ていますと、凄いから次第に美しいと
感じるようになりました。
打ち方や動きに無駄がなく、流れるようにプレーしています。
ふと、自分の経営方法を振り返りました。
考えてみれば、倒産だけは絶対にさせられないとの思いが
あまりに強く、ただ我武者羅だけでここまで来たような気がします。
だから「中小企業の第一の壁」を乗り越えられないのではないか?
そろそろ、「凄い」経営に変えて行き、最終は「美しい」経営が
到達点の気がしました。
一つのヒントをくれたA君に、晩飯を奢る約束をして
スクールの施設を後にしました。