長崎
既述していますように、学生時代を長崎で過ごした私にとって
彼の地は特別な思い入れがあります。
自我が確立して、本当の意味で大人になった場所でした。
最近、実母の入院保険金の請求を民間保険会社のもので
行いましたが、返信用封筒の宛先が「長崎」なのです。
担当のK君に確認したところ、人件費が安く
求人募集が簡単な点で、そうなっているとのこと。
九州の中で最も流出人口比率が高いのが「長崎」です。
長崎大学経済学部の偏差値も56~58と
凋落も甚だしい。
思い入れが強い分だけ、非常に寂しい気がしました。
三菱造船所が不振な今、観光立国で生き残りを図るしか
道は残されていないのかもしれません。
たまに長崎に帰ると、市内を走る路面電車が
思い切り若き日の郷愁を誘います。
そこに焦点を当てますと、『日本一』が次々に出てきます。
1.全線120円均一の料金の安さ
2.日本で最も古く唯一現存する木造電車が走っている
3.日本で最初に車体広告を導入
4.日本で最初に商業ビルの中を走った