子供の責任、親の威厳
両親を最寄りの郵便局に連れて行き、簡易保険の
入院費支払い調書を作成、ついでに父の分も合わせて
全ての保健の住所変更と、届け出印変更を
一度に進めました。
およそ40分ほどの時間がかかりましたが
無事に終了。仮に両親が病気や認知症になった時にも
私が全て残された処理ができるようにしました。
昭和初期世代の特徴なのでしょうが、節約をしながら
こつこつお金を貯めたのでしょう。
僅かばかりの金額ですが、郵便局・民間銀行・証券会社・保険に
分散で預け入れをしていました。
老人ホームには、お金を置いておくとかなり危険なので
両親が必要とする時毎に、少しずつ私がお金を引き出し
渡すことにしました。
我が親ながら本当に感心します。
我々に迷惑をかけたくないとの思いで
しっかりと自分の人生設計を行っていました。
本来なら、長年住み慣れた自宅が地震で被災し、且つその家を売却して
未知の地で生活するには、かなりの勇気がいるし
ストレスが大きいものです。
その様な事を噯にも出さず、明るく前向きに生きようとする姿を見るにつけ
立派だと思うばかりです。