心構え
気象庁が、6月4日に九州北部が
「梅雨入り」した模様と伝えました。
我々二輪業界では、一般的に「雨と寒さの時期」は
成約が取れないとされています。
ただ衰退していく普通のバイク屋さんでしたらこれでよし。
しかし、生き残って競合店のお客様まで自店のものにし、
その後は、自分達の収入が増えていき、余裕を持ちながら
お客様にも満足を与えることができるまでになるには
『心構え』が必要です。
ハード
1.梅雨の時期は(売れない・修理が来ない)とのマイナス思考を止め
他店との差別化に絶好の時期と捉える
2.大きな傘(レーシングパラソル)を2本以上そろえる
3.新品あるいは綺麗なタオルをそろえる
4.自宅で余っているようなドライアーをそろえる
5.お客様の濡れた傘を入れる傘立てを判りやすい場所に置く
6.合羽でこられたらそれを預かる場所とハンガーをそろえる
7.冷たい飲み物と熱い飲み物の両方をそろえる
ソフト
1.スタッフの誰かが、常に外に注意を向け来店客に備える
2.来店客が見えたら、すぐに傘とタオル持って駆け寄る
3.代表者は、午後2~3時頃に先方に着くように
冷やして食べれば美味しいお菓子を持って自動車学校を訪問する
4.最優良顧客50人ほどに、日頃の感謝をこめて手書きで葉書を送る
5.梅雨明けに備えてスタッフ全員で、お客様との遊びのアイデアを考える
6.店内のレイアウトを思い切り変える
7.徹底した6Sのチェックをスタッフ全員で行う
これらは、ほんの一部ですが、私が20年以上も各店長に
言い続けていることです。
バイク業界では、自分の薀蓄と主義を押し付ける店主が如何に多いか?
そして業績の悪い店主ほど、原因を外に求めたり、理由がわからないと答えます。
お客様が喜んでくれたり、感動してくれたりすることを
素直に受け入れ、すぐに行動する店長には
実感を伴った実績アップが待っています。