時の流れ
私は、1987年2月14日に今の会社を創業しました。
バブル真っ盛りの時です。
数多の人と同様、当時は野望の塊でした。
億万長者になる、高級外車に乗る、ゴルフ会員権を取得する
ビキニの若い美女達を侍らせてプレジャーボートでシャンパンetc.
この中で唯一叶えられたのが、ゴルフ会員権を取得するでした。
10年前に、自宅から車で40分ほどの佐賀の「北山CC」を
私と魔ダムの分をそれぞれ購入。
当時定期積み金が、夫婦それぞれ100万円になったこと、
このゴルフ場が、倒産後地場の優良企業である九電工が
買収したこと、値上がり益が望める事等が理由でした。
購入直近まで数百万円していたことや、
なかなかの名門コースであったことで
取得後数年間は、達成感と満足感がありました。
しかし、その後相場が下がり続け最近では購入金額の半分以下に。
結果は、10年間で私が一度ゴルフ場に行きプレー、
もう一度は、そのゴルフ場のレストランで魔ダムと
昼食を取っただけでした。
10年据え置きの期間が来ましたので、二口共に解約。
購入金額 会員権70万円+名義書換料35万円+10年間会費20万円=125万円
解約金額 70万円
差し引き 55万円×2=110万円の損
日経の夕刊に、65歳以上の団塊世代がゴルフ場に行かなくなったことや
法人需要が鈍くなったことでバブル崩壊後の最安値圏に
会員相場がなっている記述がありました。
時の流れを感じます。