圧勝するには
ビジネスは常に競争であり、ある意味戦争にも近い。
敗れれば、会社は倒産、経営者だけでなく
社員も路頭に迷うことになります。
自ずと経営者は、社員に厳しく当たらざるを得なくなります。
個別の店であれば、各店長が真剣に厳しく経営しさえすれば
二輪業界の特徴として、黒字になることは容易です。
ただ、店長と違い経営者となると
これだけでは済みません。
会社全体を競合に勝たせて且つ、それを永続させなければなりません。
競合相手が諦めるほどの圧勝が必要になります。
私が尊敬する日本電産の永守社長曰く
圧勝の三条件があります。
1.市場には一番に参入する
2.技術優位性で勝る
3.低コストである
成熟産業でも中身を深堀して、自ら小さな市場を造り出す、
このように考えれば、まだまだ出来ることは数多くあります。
その他にも、誰も扱っていないブランドを扱う、
そこでしかできない技術がある等、最初は苦しくても
その壁を乗り越えて自分のものにすれば
他社は追随できなくなります。
私はいつもこの圧勝のパターンを考えて、市場を探しています。