使命
最近新入社員が5名入社したことは
既述しましたが、昨年から3人の社員にお子さんが出来ました。
家を新築した者もいますし、現在建築中の者もいます。
創業の頃は、幼い自分の子供や魔ダムを
食べさせることだけを考えて、仕事をしていればよかったのです。
ところが、前述のようにいろんな社員のいろんな生活が
具体的に見えてきますと、自然と社員の幸福を
真剣に考えるようになりました。
この「社員の幸福」とは何ぞやと、自分なりに突き詰めて
考え得た結論は『倒産しない会社を造ること』でした。
つまり、私の、いや社長の使命とは、どのような環境下でも
『会社を存続させる』ことなのです。
その為には、少しずつでも『成長』させねばなりません。
その点を深く考えれば考えるほど、社員がどう思うと
経営者は数年先のことまで考えておかないと、あっという間に
倒産するという現実が大きく横たわります。
ここ数年、その気持ちが次第に強くなり
それに伴い社員に対しても、自分の子供達に対しても
厳しく当たることが多くなりました。
理解してもらおうなどと考えたことは一度もありませんが
経営者は孤独であるという一般論を
しみじみ感じるこの頃です。