福岡を制する者が
九州の地銀の勢力争いは既述していますように
かなり緊迫の度合いが高くなっています。
西日本シティ銀行は、何としてでも
筑邦銀行を傘下に収めなければ、
雌雄は決してしまうことでしょう。
経済の成長率が鈍ると共に、少子化の影響は
色んな業界に影を落とすと共に
生き残りのための合従連衡が盛んに図られます。
私がいつも述べていますように、九州を一つの国と考えれば
九州1位は、ビジネスにおいてはかなり夢があり且つ
現実的には利益の面でも大きな恩恵をもたらすと感じています。
その九州1位を達成するには、アジアの玄関口になる
福岡を先ず制することが非常に重要です。
これは、何も最近話題の地銀に限ったことではなく
中高受験の学習塾でも言える事です。
私が福岡に来た30年前には売上高10億円前後で
群雄割拠の一つに過ぎなかった「英進館」は
今や100億円を超えるまでに成長しています。
その英進館が熊本、鹿児島の所謂、『九州縦貫道・新幹線ライン』を
着々と攻略しています。
熊本1位の「早稲田スクール」や鹿児島1位の「昴」の
すぐ近くに校舎を建設しているのです。
有名校の合格実績で着実にシェアを伸ばしています。
この戦略は、我々業界にも当てはまると思います。
先ず福岡を制すること。
その為にも弊社グループの既存店が発奮し
自立することが何より優先されるのです。
各店長の責任は重大です。