店舗立地の考え方
昨年後半から弊社グループの実績があまりよくありません。
今年に入っても改善の傾向が見られません。
このような状況の中、他の競合店の様子を調べますと
2店ほど好調な店がありました。
そこの場所は、福岡市内に隣接するどちらかというと
福岡市内より圧倒的に人口も少ないマイナーな場所でした。
店舗の家賃の安い場所の方が
売り上げが良いということになります。
単純に弊社グループの接客や商品に
優劣があるわけではないようです。
当然、他店と違うオリジナリティがありますが
それだけでは説明がつきません。
これには、どうも心理学的要素が絡んでいます。
『認知的不協和』というものと
『コントラフリーローディング効果』というものが
関係しているように思います。
最初のは、同じ味同じ値段のレストランに行った場合
(被験者には伝えていない)近くの店より
かなり遠くに行った店の方が美味しいと考えるモノ。
次のは、同じものでも
苦労せずに得たものよりも苦労して得たものの方を
より価値が高いと感じるモノ。
自分自身を振り返ってみても、妙に納得します。
実験的に次の店舗を、田舎に作ってみたくなりました。