中国と変わらん!?
車を運転中にニュースが流れてきました。
「今治タオル」の認定を受けていない会社が
そのブランドマークを勝手につけ、35万枚も販売していたとのこと。
その会社名は「一広」と関連会社の「コットンアイ」。
「社員が認定を受けていると思っていた」等のニュアンスの
社長会見の内容を聞いて物凄く腹が立ちました。
今治市は日本でも有数のタオル生産地でしたが、近年
中国の安価なタオルにおされ衰退の一途でした。
それを業界一体となり、アートディレクターの「佐藤可士和」氏の
プロデュースでやっと高級タオルとして再生していたのです。
私は、TV番組でそのドキュメンタリーを見て
少しでも応援しようと、少々高いのですが
自宅の物は随時「今治タオル」に替えていたのです。
熊本が誇る化血研(化学及血清療法研究所)が長年にわたり
国の承認書とは違う方法でワクチンや血清錠剤を製造していました。
福井県の会社が、橋梁の耐震補強部材の溶接方法を
時間短縮と安価でできるという理由で
国土交通省指定方法でない簡便な手抜き方法で製造していました。
「ふざけんな」と心の底から叫びたい。
このような自分さえ良ければ良いと考える一部の日本人が
今まで先人達が苦労に苦労を重ねて築いてきた
「日本ブランド」の『信頼性』を台無しにしています。
今の日本に中国を笑う資格はあるのでしょうか?