井の中の蛙
昨夜、二泊三日の台湾出張から帰国しました。
もう海外に行くこともないと思っていた矢先
縁とは不思議なもので急遽行くことに。
10年振りの台湾でした。
10年前は「松山空港」に降り立ち、今回は「桃園空港」に降り立ちました。
先ず驚きましたのが、空港を始め、道路や建物が
かなり綺麗になっていたことと、何より乗用車だけではなく
タクシーまでそうなっていました。
また、宿泊先の「リージェント台北」の界隈の「ポルシェカイエン」と
「メルセデス」と「トヨタ車」のあまりの多さに唖然としました。
一人当たりのGDPは2014年、日本36.322$に対し台湾22.598$
(社員の給料は日本の5~6割)なのに、
且つ輸入車は税金が高く高級車は日本国内よりも
かなり高額になるにも拘らず溢れていました。
九州より少し小さな島に九州のおよそ倍の2300万人が
住んでいます。
年間バイクの総需要は直近で約66万台。
YSP(ヤマハ・スーパー・プラザ)は200店強で
そのうちスポーツバイク取扱いが出来る店が53店。
あるYSPを訪問しました。
約90坪、店舗は素晴らしく綺麗。メカニックが4人いて
私たちが入ろうとすると、次々に元気よく挨拶。
売上高は約4.8億円。一人当たりの年間売上高が約7000万円。
午前8時~午後11時まで仕事をしても追いつかないとのこと。
日本国内でも、トップクラスのバイクショップの
一人当たりの年間売上高が約7000万円です。
アジア諸国のバイクショップを少し見下していた私は
とても恥ずかしい思いをしました。
日本国内も、これからの一人当たりの年間売上高は
最低でも5000万円を超えないと、経営は難しいと痛感しました。
それにしても、人件費が日本の半分でこの売り上げと利益を出せば
2億円のマンションでも購入できると合点がいきます。
現在の台北は上海、香港に次いで不動産が値上がりしていて
割安感から、東京の不動産を購入する台湾人が増えているそうです。
またまた、単純にやる気になりました。