祭りの後の・・・
我らが青春時代に、フォークシンガー吉田拓郎の歌で
「祭りのあと」と言うものがありました。
岡本おさみ作詞、吉田拓郎作曲の有名な曲です。
「祭りのあとの淋しさは・・・」と続いていきます。
今回の日本郵政株式上場はまさしくそんな感じがしました。
「東北復興のために使用する財源とする」、
「貯蓄から投資への呼び水とする」等、
霞が関の官僚が好みそうな大義名分を打ち出しながらの
上場でした。
事前PR等も異例の大掛かりなもので、その成果かどうか
かなり過熱気味の上場となりました。
新規客が3割以上増えた証券会社がかなりあったそうです。
私の株式投資のスタンスは、既述していますように
「小型株、地味、身近か」が柱で今回は、
興味もありませんでした。
たまたま、S銀行から勧められたことがきっかけでした。
自分なりにいろいろ調べた結果、私が買うべきものではないが、
暫くは、政府が意地になっても株価を上げるように動くし、
実際、東北復興のお手伝いが出来ればとの思いで購入しました。
3日間でヤマハのマジェスティSが買えるほどの利益が出ましたので
さっさと売却。直接東北にも5万円の寄付をして私は終了。
既述しておりますN銀行関連の証券会社の1000株だけは
付き合いでそのまま置いておきます。
長男は、私より多い株数を2000円になるくらいまで
持ち続けると言っていました。
私が売却した理由は、
「郵政グループにあまり大きな変化率が望めない」、
「騰落レシオが過熱を示す120を大きく上回る140をつけた。」
からです。
「祭りのあとの淋しさ」が来るような気がします。