銀行
10/24付け西日本新聞の朝刊に、銀行に関する
興味深い二つの記事が掲載されました。
一つは、西日本シティ銀行が来年10月を目途に
持ち株会社に移行するというもの、
もう一つは、三井住友銀行が福岡市に全国初の
地方創生の為の九州法人ソリューションセンターを
設置したというものでした。
地銀NO.1を目指して西日本銀行と福岡シティ銀行が
合併して10年以上経過した現状は、
九州1位の福岡FGの背中は遠くなるばかりか
肥後銀行と鹿児島銀行の持ち株会社九州FGにも
抜かれる有様。
やっと、お尻に火がついた格好です。
日本生命が第一生命に抜かれて首位を陥落した直後に
すぐさまM&Aを駆使して、首位を奪還しました。
この「負けてたまるか」というシンプルで根源的な要素は、
大企業だろうが中小企業だろうが同じことのような気がします。
抜かれたら抜き返す。そして、誰も相手にできないくらいの
ダントツになる。経営の基本的考え方だと思います。
そうこうしているうちに、地銀に比較して
圧倒的な情報量を持つメガバンクが
ピンポイントで福岡市の攻略を図り出しました。
弊社も一時も早く、単なるバイクショップではなく
各銀行が融資を競うほどの、違う柱の育成が望まれます。
『二人の息子達、何とかしろ』という心境です。