逢いびき
BS日テレで毎週土曜の21:00~21:54に放映されています
「小さな村の物語 イタリア」がとても好きです。
幼い頃を、ランプ、馬車、井戸などを使用するど田舎の環境で
育った私には、この「イタリアの村」は異国の気がしません。
見ながら挿入歌を聞いていますと、心身ともに
得も言われない心地よさを感じるのです。
その中で、特にオープニングとエンディングで流れる
曲には、妙に郷愁と不思議な浮遊感を感じました。
調べてみますと、曲名は「L’APPUNTAMENTO」
(ラ・プンタメント)、歌っている人は
「ORNELLA VANONI」(オルネラ・ヴァノーニ)でした。
早速、アマゾンにて安い輸入盤を見つけ
オーダーしましたら、翌日到着。
オムニバスで18曲の中に入っていました。
件の曲名は、邦題で『逢いびき』。
昭和の香りはしますが、実に良いタイトルです。
見た目も、音の響きも、久し振りにワクワク。ドキドキでした。
数回リピートで聞き続け、かなりハイになりましたが、
逢いびきの相手がいない現実に引き戻され、
せめてもと魔ダムと、既述しております、
行きつけのイタリアンレストラン「Rifugio」に行きました。
お任せで頼んだのですが、いつもの通り
1枚に4種類の具を乗せるピッツァも
手捏ね麺のスパゲティも美味しかったのですが
初めての物が出てきました。
鴨の胸肉をローストしたものを薄くスライスして、
ポルチーニ風味のキノコ類を包んで食べるものです。
最後にかけた黒こしょうが絶妙なバランスを取り
非常に美味しく頂きました。逸品だと思います。
何時かは、本当の逢いびきで、「姫ーナ」を
連れて来ようと思いますが、経営者のT君は
魔ダムに黙っていてくれるかな~?