玲瓏
先日「第56期王位戦7番勝負」に勝利し、
王位戦5連覇を羽生善治棋士が達成しました。
通算勝数は、大山康晴15世名人の1433勝に次ぐ
1323勝となりました。
その羽生氏をゲストに招いたTV番組で
羽生氏が一番大切にしている言葉を聞かれて
応えたのが「玲瓏」です。
これは、一般的には『八面玲瓏』という具合に使用されます。
意味は、広辞苑によりますと
(心に何の曇りもわだかまりもなく澄みきっていること)。
私は、初めて知った言葉でしたが、
「明鏡止水」や「ゾーンにはいる」等と
ニュアンスが近いとのこと。
45歳の若い彼にしては、達観した言葉だと思います。
これが超一流の心境なのでしょう。
彼は本も執筆しており、その中の言葉も含蓄がありました。
1.直感の7割は正しい
2.才能とは継続できる情熱である
3.集中力を発揮するには、「空白の時間」が必要である
このなかでも、1番の「直感の7割は正しい」は
私も、身をもって感じています。
私の経営判断や株式投資の9割以上は
「私の直感」です。