やはり違う
先日、久しぶりに知人と銀座に繰り出しました。
そこは、すべて個室で、和風懐石がコースで出ながら
女性が30分につき、一人のお客様に一人ついて
2時間食事をしながらお酒を飲む、独特のスタイルでした。
平日にも拘らず、満席でした。
女の子に聞くと、銀座に他に5店舗系列店がある
安心して働ける競争倍率が高い店舗だそうです。
厳しい採用面接は、正社員の幹部が行い、その後で
経験の長いパートの女性達が一緒に働けるかを決定する
仕組みになっていました。
そのせいか擦れていない可愛い子ばかりで、
皆ライターをテーブルの上に置きながらも
8人共に誰もタバコをすいませんでした。
リーマンショック以降、銀座で6店舗も経営できるとは
経営者は只者ではないと思いましたが、
その片鱗を会計後、出口で垣間見ました。
店を出ようとすると、黒服のマネージャーのような人が
傘(500円ほど)を差し出してくれて
「急に雨が降り出しましたのでお使い下さい」
「私は九州から来たので返せない」というと
「とんでもございません、そのままお持ちください」
3階から1階まで、最後に我々についた
二人の女性が見送りに来ました。
20M位歩いたところで、知人が
「後ろを見て」というので振り返りますと
二人の女性は、まだ頭を下げた状態でそこにいました。