裏側
物事は、常に長所は短所になり得り、
短所は長所になり得るものです。
そのことをしっかり認識して、状況の変化に
柔軟に対応していけば、少なくとも
世間から孤立することはないと思います。
私がいくら天邪鬼と世間に吹聴しようが
所詮は、世間の人達と上手くやっていく範囲内でのことです。
自分の主義主張が絶対であるという確信を持ったり、
世間に逆らってでも独立独歩で生きていくなどの
強さは微塵もありません。
但し、この認識を持っているということが大切なのです。
我々の情報ソースのほとんどは、TVや新聞等です。
このソースが、法律の範囲内や特に報道に値しないという
社内の規定内等で、世間から非難されるかもしれないことなどの
報道をしなくなったら、我々は誤解しながら
その論調に賛成する可能性があります。
週刊現代やZAITENを定期購読するようになってから
一般的な風潮とは違った風景を
知ることができるようになりました。
その事自体の真偽を確かめる余裕はありませんが。
7月号のZAITENを見て驚いたのが、
JOC(日本オリンピック委員会)の副理事長である
日本大学の田中英寿理事長と暴力団組長との
親しげなツーショットの写真が掲載されていました。
また、献血促進の日本赤十字社のTVコマーシャルに
羽生結弦が出ていますが、
彼は喘息で、献血をしてはいけない対象者だと
いうことも知りました。
たったこの二つの事をとっても、あまり表には出ていません。
というか、マスコミは報じていません。
裏側で、何か得体の知れないものが蠢いていそうで
怖いものを感じます。
子供達には、世間の親と同様
「知らないでいいこともある」と
お茶を濁すのが、我々個人では精一杯なのでしょう。