お礼に替えて パート 3
小浜から仁田峠へ向かう道路沿いの右側に
その歴史あるホテルはあります。
「雲仙観光ホテル」は、昭和10年10月10日午前10時に
オープンし今年で満80年。
竹中工務店が設計施工した第一号のホテル。
日本建築学会の「近代名建築」に選出され、
「国の登録有形文化財」に登録されています。
午後3時半頃、仁田峠から戻りこのホテルへ。
ラグジュアリールームにてチェックイン。
黒光りする重厚な柱や梁が目を引きます。
「先に、ゆっくり温泉に入って来るね、留守番お願い」
魔ダムの声をしり目に、私は持参したバッグの中から
佐賀・熊本・菊陽3冊の総勘定元帳を取出し
赤ボールペンでチェック。
チェック終了後、週刊東洋経済で東京のマンションバブルの記事を
読み始めたころ「おなかへった、レストラン行こう」と魔ダム。
和食の部屋を作ったのは3~4年前とのこと。
「先付け」:芹浸し、「前菜」:季節の彩り前菜盛り合わせ
「吸い物」:はまぐり安平、「造り」:島原近海で水揚げされた
新鮮地魚の盛り合わせ、「焼き物」:まながつおの西京焼き
「煮物」:鯛桜蒸し、「揚げ物」:海老黄金揚げ
「酢の物」:じゅんさい、「食事」:ご飯・赤出汁・香の物
「果物」:季節の果物と島原名産かんざらし
器も盛り付けも味も、掛け値なしで素晴らしいと思いました。
レクサスの思いを十分感じ取ることができる招待状でした。
Y君並びにスタッフ全員に心よりお礼申し上げます。
翌日は、もとからある洋食の部屋で朝食を取った後
島原外港から30分超で熊本新港にフェリーで渡り
熊本店・菊陽店で仕事をこなし午後9時頃の帰宅になりました。