望外の喜び
私は、毎日日報で各店から売上高と工賃の報告を受けています。
昨日報告のあった4月速報値で、非常に嬉しいことがありました。
YSP大濠が、月間売上高で1400万円を超え1500万円に
迫ろうとしているのです。
この実績は、YSP大濠では2008年以来の事なのです。
二輪業界はシーズンにより売上高が、極端に変わってきます。
11月~2月までは冬眠状態で、梅雨の季節も実績は振るいません。
春先の3月、4月の実績が1年中で大きな割合を占めるのです。
その2か月で、弊社グループ中「一番店舗が狭い」、
「お客様用の駐車場がない」等のハンディキャップを背負っている
YSP大濠が期待以上の実績を叩き出したのです。
この店は、私が何度も「店舗を閉めよう」と思い続けた店なのです。
S店長とHメカニックの二人でこの快挙。
S店長は今年32歳になりますが、高校卒業と同時に
弊社に入ってきて、社員の中で一番年下の時代がかなり続き
下働き期間が最も長かったのです。
メカニックのH君は有名な飲食店の店長を辞めて
一から整備の勉強をし現在に至っています。
このように、二人ともにゼロから初めてこの実績です。
人に言えない苦労が数多くあったでしょう。
弊社は実績が良くないと給料もあまりよくなりません。
それを耐え続けて努力が実ったのです。
本当に二人共によく頑張り、
ここまで成長したものだと思います。
中小企業経営者としては、苦しいことだらけなのですが、
社員のこの成長を実感できる瞬間だけは
『望外の喜び』があります。