借入金
経営を行っていると、資金繰りと
借入金返済で、かなり苦労します。
私の知り合いの経営者で、たまに無借金の方が
いらっしゃいますが、なかなか私にはできません。
自分なりに勉強して、経験値から
なるだけ売上高の2割以内に押さえるように心がけています。
帝国データバンクの倒産情報が定期的にメールで
送られてくるのですが大半は、過度の借金に対し、
売上高急減がセットの場合が多いのです。
大手の経理畑に勤務する先輩のアドバイスも
運転資金で借入をあまりしてはいけないというものでした。
ところが、ソフトバンクの財務を取り仕切る
後藤氏は「借入金の水準に正解はない。
企業価値増大に繋がればレバレッジは拡大する」との見解。
確かに、ソフトバンクの売上高は約7兆円に対して
借入金は約11兆円。
投資したアリババの含み益が約7兆円あるにしても
とんでもない借入比率です。
この低利の今こそ、もっと借り入れを増やすべきと
後藤氏はチャンスを窺っているそうです。
私も、しっかり返済を続けながらも
企業価値を高める案件があれば、低利の今であれば
思い切って更なる借金をしようと、
少し考え方を変えました。