また、おまえか
1/25(アテネ)のギリシア総選挙で、反緊縮派の
急進左派連合が圧勝しました。
この党首のアレクシス・ツイプラスは
EUとIMFが金融支援の条件としてきた
財政健全化を破棄するとしています。
リストラした公務員の復職等を公約しています。
EUに加盟する時にも国家で粉飾を行い
2011年には借金の棒引きも実施させています。
この状況を簡単に言うと
人から金を借りれるだけ借りて、返しもせずに、
自分達は、苦労もしたくないという政策を
あたかも当然のように公言していると同じなのです。
今月末に再度の金融支援の会合があります。
当然一番お金を出しているドイツは
この状況では絶対に賛成しないでしょう。
同じくIMFもです。
いったん債務減免を認めると、
スペイン、ポルトガル、イアタリアも同様の
要望をしてくるでしょう。
一気に反緊縮になり、経済の大混乱は避けられません。
このように考えると、次第に
EUの金融危機の再燃が現実味を帯びてきます。。
ユーロは売られ、ドルと円が買われます。
1$が113円、1€が120円前後も考えられます。
当然、日本株もいったん売られます。
今月中旬までに、持ち株を全て売却して
少し様子を見たいと思います。
ギリシアは潰したほうが良いと思います。
ポピュリズムが如何に怖いか知らしめ、
日本経済の今後のシュミレーションが
より、具体的にできるようになるからです。