嫌いな言葉
私と孫正義氏との数少ない共通点。
「できない」という言葉が非常に嫌いな点です。
会社経営においては、予期せぬ出来事とか、
無理難題が降りかかることは良くあります。
その時に経営者は「できない」と
口にしたら絶対にダメなのです。
これは、何かを指示された社員の場合も同じです。
単純に考えればわかりますが、
「できない」ということの方がはるかに楽なのです。
出来るようにするためには、
10や20の考え方では足りずに
それこそ、100、1000というほど考え抜いて
その上、実行もしなければなりません。
大変な労力がいるのです。
だからこそ、この困難を乗り越えた時には
他店や他人と比較して圧倒的な優位に立てます。
この、「できない」と思われることを
出来るようにしていくことこそが
自社あるいは、自分自身の血となり肉となります。
現在、私は、各店長にわざと
売り難い商材を今月末までに販売するように
指示しています。
どのように取り組んで実行しているかで
将来の幹部も自ずと決まるし
それに伴い賃金格差が出てくることは
仕方ないことなのです。