偉人たちの教え
経営だけでなく、生きていくうえでも
全てが上手くいかず、どうしようもないくらい落ち込んだりします。
決定すべき時に、どうするのか迷いに迷っても
決断が下せないこともあります。
他人に相談して、気分が楽になることはありますが
最終的には自分でいろんなことを決めるしかありません。
そのような時に私は、その時々に感じた偉人の言葉を
改めて見直して決断の助けにします。
日頃から常に気になった言葉や歴史等を
手帳に記入したり、スクラップブックにファイルしたり
していることが役に立つのです。
最近、体験と共に特になるほどと思う言葉の一つに
経営の神様と言われる松下幸之助のものがあります。
「仕事をすると疲れが休まるという境地を、多少とも
味わえるようになれば、本物であろう」
アナログで体育会系の私は、今では忌み嫌われる
「猛烈」「頑張る」なる言葉が大好きです。
サラリーマンであろうが自営業者であろうが
目立つほどの実績を残したり、大きな財産を手にする人は
猛烈に考え猛烈に仕事をしているのです。
次男が以前に勤めていた外資系のカーディーラーで
九州1位の成績を保ち続けている営業マンがKさんです。
次男曰くKさんは「1年間通して定休日も、会社やお客様の所に行き、全然休まない。
1年に1度のお正月に休みを取ると毎回体調を崩し風邪をひく」
というほどの猛烈社員です。朝早く出勤して夜遅く帰宅。
子供の顔をほとんど見たことがないそうです。
外資系カーディーラーは通常、東京・名古屋・大阪が富裕層の人口が多く
全国でも営業マンの実績上位を占めます。
そんな中で、最近ついにKさんが日本一に輝きました。
私も何度かお会いしましたが、いつも笑顔が爽やかで
腰も低い。どちらかというと、家庭を大事にする
良きパパにしか見えません。
その、如何にも仕事をしている感を全然出すことがないところが
返って凄みを増しています。
最近、若者の公務員志望が増えているそうです。
人の価値観はそれぞれ違いますので、論評は避けます。
二人の息子達には、安定志向の若者が増えれば増えるほど
お前達の競争相手は少なくなる。
お前達の将来はめちゃくちゃ明るいと言い続けています。