Great Rotation
昨年から年初まで聞かれていた言葉です。
グーレートローテイション。
ところが、一転して今年の春過ぎからつい最近までは、
「幻想」だったと言われています。
大転換とも呼ばれます。
簡単に要約すると
世界中のあふれたお金が、安全資産の「債権」から
リスク資産の「株式」等に移る現象をそう呼びます。
昨日のサンデーモーニング等を見ていますと
今回の日銀の金融緩和には、
案の定、評論家や学者全員が否定的でした。
ネット等で調べても、このままいくと日本経済の崩壊は秒読みとの
論調がかなりの割合を占めているようです。
現在世界中に800兆円~1000兆円のお金が
行き先を求めて右往左往しています。
エボラ出血熱やウクライナ情勢、中国の不動産暴落、イスラム国問題等、
いろんな現象により、瞬間的に大移動しますが、
動かしているのは、欲深い、頭の切れる人間達です。
他人のお金を動かして、利益を上げさえすれば
その担当者自身が数億円の手数料を手にできるのです。
今年起こったさまざまな異常現象にもだいぶ慣れてきた頃でしょう。
そうなると、消去法で、米国株式か日本株式それに、日本の不動産に
焦点が当たらざるを得ません。
もし、日本経済が崩壊したら、当然株式は大暴落して被害甚大でしょう。
でも何もせずに現金や預貯金を持っていたとしても、これまた
殆んど紙くずになるはずです。
どうせ似たようなリスクなら、私はわくわく感を選びます。
また、殆んどの人が否定的になっていることに
嬉しくて、嬉しくて仕方ありません。
弊社の業績は相変わらずまだら模様です。
景気もしばらくは沈滞ムードでしょう。
でもそのような悲観的な現実よりも、
この有り余ったお金と
欲深い人間の行動が引き起こす結果は、
想像を超えるエネルギーを生む可能性を感じます。
僅かしかありませんが、11/4、11/5で投資用残金を
全て株式に変えます。