住宅
最近、私の知人が相次いで新築一戸建てのマイホームを竣工したり、
着工したりしました。
二人ともに、長期の住宅ローンを組みました。
一人は熊本県の田舎に80坪の敷地に二階建て。
もう一人は東京都内に35坪の敷地に三階建て。
80坪の土地価格が450万円。
35坪の土地価格が5000万円。
衝撃的な差ですね。
住宅取得は一生涯を左右するほどの、一大事業です。
建てる時期、場所、金利等、運の要素も馬鹿にできません。
総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によりますと、
1.総住宅数:6063万戸・・・5年前に比べ5.3%増
2.空き家数:820万戸・・・・5年前に比べ8.3%増
3.持ち家比率:61.9%
最近、少子高齢化が進むにつれ、空き家比率が急激に高まる予想がなされ
これからの住宅取得に一石を投じています。
持ち家が良いのか、賃貸が良いのか、永遠のテーマです。
このまま空き家比率が高まると、東京オリンピック以降に
不況が来ると同時に、猛烈な土地の価格下落が始まるという説が
現実味を帯びる気がします。
我々経営者は、金融機関に借金がある間は、持ち家であろうが
自分のものではありません。
個人保証をしているので、すぐ売却で来て
価値の下がらないものという2点だけで
取得を考えます。
何時になったら、借金を気にせずに
自分の家に住むことができるのでしょうか?