豊富な資源
折角の夏も、異例の雨ばかりで憂鬱になります。
また、この長く続く大雨で広島をはじめ全国で、
多くの方が犠牲になられました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
休日も外に出るのが億劫になり、
家の中に居ると、自ずとじっくり本や雑誌を読むことになります。
そんな中で、我が家に配布される、西部ガスの「&and」に
「へえ~」という情報がありました。詳細はこちらのHPをご覧ください。
1981~2010年 平均降水量
福岡 1612.3mm
東京 1528.8mm
札幌 1106.5mm
福岡はやはり多いですね。
今年はこの平均を大幅に超えるのでは間違いないでしょう。
九州(沖縄県は除く)の面積に占める、森林率は63%。
建材として一般的な杉は、全国木材生産量の39%が九州産。
(農林水産省統計部「木材需要報告書」平成21年)
木造校舎と鉄筋コンクリート造校舎の相対湿度の比較(梅雨時 教室)
測定場所 平均相対湿度(%)湿度80%以上になる時間割合(%)
木造2階 高さ1m 67.3 11.1
鉄筋コンクリート造2階 高さ1m 74.1 34.3
(財)日本住宅・木材技術センター1990より
最近では、建築に関して人材不足とともに円安に伴う
鋼材やセメントの値上がり等で大変なようです。
これだけ豊富な資源が、九州には眠っています。
耐震技術の進歩は目覚ましく、木造でも十分です。
永く快適に過ごすには、日本の風土に合う
木造建築が1番と私の知人の1級建築士も言ってました。
九州で自宅を含め、建物を建てたり、
マンションの内装リフォーム等を行う際には、
地元の木材をもっと使用すれば、経済的にも環境的にも
何よりも、自分自身の健康のためにも良いのではないでしょうか。