ゴルディロックス経済
インフレでもなく景気後退でもない適度な経済状態のことです。
イギリスの童話「ゴルディロックスと3匹の熊」から名付けられました。
「熊の親子の家に迷い込んだゴルディロックスが、1杯目のスープは熱すぎ、
二杯目のスープは冷めすぎ
3杯目のスープはちょうど適温で飲み干した」
ここ数か月、日米共に「株」はそこそこ高いままに、
「金利」は低い状態が続いています。
一般的にはインフレになれば金利は上がり、デフレになれば金利は下がります。
インフレになれば現金の価値は下がり、株や不動産に資金が移ります。
デフレになれば現金の価値は上がり、預貯金は増えます。
現在の適度な状態は、長く続くはずもないと思います。
経営にとってはかなりプラスのこの時に、
どう動くかを見極めるのが大切だと思います。
私は、世間と同様インフレになり金利は、上昇を始めると思っています。
一番の要因は賃金上昇。そして次に来るのが電力料金の上昇、
最後に超金融緩和。
消費税導入で、景気の腰折れ等の心配はありますが、
少子化だけは、経済状態うんぬん以前に
継続的に続いているし、これからも続きます。
これが、労働者の賃金上昇を確実のものにしていくでしょう。
コストプッシュインフレの始まりです。
弊社が3月までに、異例の2店舗同時オープンを敢行し、小企業ながらも
ベースアップしたのもそのためです。
出店にかかわる借入金は、当然「10年固定」にしました。
取引のある大手信販会社からも頼まれたので、毎月一定額を
その会社の株式を購入する、組織に加入しました。
銀行定期積立金の一部を移管したのです。
個人的にも、これから株式投資も再開するつもりで
日経平均は10月~11月に底を打ち
それから徐々に上昇を始めると思っています。
はたして、予想は的中するか?