価格は上がる、サービスは下がる
月に2~3回、仕事で熊本店と菊陽店に行きます。
熊本からの帰りにインターそばの
決まった有人ガソリンスタンドで給油を行っていました。
ほぼ5年間にわたります。
接客もよく価格もそこそこ割安だったからです。
最近のことです。
今までと同じように、ハイオク満タンを指示しました。
二人の従業員が出てきて、給油。
他にお客様はいないし、別の作業をしている様子もありません。
今まで通り窓拭きを何故しないのだろう?
給油が終わりレシートを見ると、
表示されている価格の一番高い価格(その日は174円)。
そこで私は、このカードでは
いつも真ん中の価格(その日は170円)だったのに
間違いではありませんかと質問。
ちなみに一番安い価格は、
そのガソリンスタンドの銘柄カード使用時の168円。
すると、会社が変わって、今月から、そうなりましたと。
聞くところによると、今までのS社と新たなI社が合弁で別会社を作り
その会社の経営に移行したとのこと。
新しい会社の方針で、窓拭きもやめたのですか?
夜の8時以降は、人が少なくなるので行っていませんとの返答。
今お二人を見ていたら、何もしていなかったと思いますがと、詰問。
無言の彼に「あなたが逆の立場で、1万円前後も給油で支払った挙句、
価格は高くなるし、サービスも悪くなったら、どう感じますか?」
恐らく、この競争激化の中、一人あたりの生産性を上げて
生き残りを考えての別会社設立だったのでしょう。
本末転倒です。
今時、人は減らしても、サービスの質を低下させて
生き残れるはずもありません。
少なくとも、私は二度と行くことはありません。
同じようなことが、弊社グループでも起きていないか、
他山の石にしなければならないと思いました。