お供 4
たらふくうどんを食べた後に、A氏の要望で
金刀比羅宮に参拝することになりました。
御本宮まで785段の階段が、股関節をリハビリ中の私にとっては
かなりの難関でしたが、足の親指側に力を込めながらゆっくりと
最後まで登り切りました。
いつものように、社員と家族全員の無事無事故と商売繁盛を祈願し
またゆっくりと降りたのですが、やはり筋力が衰えているせいか
最後の100段くらいは膝が笑っていました。
そこから、今度は徳島に向かいます。
大塚美術館に午後4時に到着。
海外の有名な絵画を全て陶板に焼き付けて復元していて
写真撮影も可能です。
普通の美術館感覚で行って、あまりのスケールの大きさと
素晴らしさにただただ驚愕しました。
3~4時間かけてじっくり見るべきです。
今までの人生の中で最高の美術館でした。
ヨーロッパに行く必要などありません。
閉館の5時まで粘り、後ろ髪を引かれながら、
次の宿である兵庫県の「ホテルニュー淡路」に向かいました。
一見普通の大型旅館ですが、数年前に内装を大幅に改装した
VIP専用の「ヴィラ 楽園」棟に宿泊。
露天風呂付きの全室スイートです。
A氏夫妻は最上級の1F「海の庭」、我々は7Fの「宙の庭」。
お迎えも接客もしっかりしており、部屋食も素晴らしく、コスパはグッド。
翌朝、水平線上に日の出を見ながらの露天風呂は至福の時でした。
旅館を後にして、明石大橋を渡り、山陽道を岡山方面に行き
そこから、フェリーで直島に渡りました。
これまた安藤忠雄設計のベネッセミュージアムと地中美術館を見学。
写真は一切お断りでしたが、モネの巨大な睡蓮は圧巻でした。
充分に堪能した後にフェリーで岡山に戻り、そのまま福岡へ帰宅。
2泊3日で、大分、愛媛、香川、徳島、兵庫、岡山、山口と走破した距離は
1350㎞でした。
少しは恩返しできたと充実した旅でした。