考え方
ビジネスをするなら、常にブルーオーシャンを目指さなければ
利益率を高く取ることはできません。
私も二輪業界では、九州で一番先に大々的に始めた(ブルーオーシャン)
ことが無数にあります。
「バイク買い取り」「レンタルバイク」「中古バイクの車種別圧倒的展示」
「広告誌の紙面占拠」「専門店の店舗展開」等をがそれです。
数年間はこれらも、利益を押し上げる要因にはなりますが
ビジネスモデル自体が簡単なので、すぐに真似されて
レッドオーシャンになるのです。
本来は、それを任された人物が真剣に深堀して
更なるブルーオーシャンにしていかなければならないのですが
そこまでのレベルには弊社社員は達していません。
誰もやっていないこと(ブルーオーシャン)に挑戦するのですから
当然困難は付き纏います。
途中で止めるか乗り越えるかしかないのです。
1台300万円前後もする、ある二輪の外車を扱う社長と
話をする機会がありました。
このブランドの日本国内の販売台数は、
年間でも100台にも満たず、その社長も今まで
10台位しか販売していないそうです。
お客:「このバイク壊れませんか?」
社長:「壊れますよ」
お客:「300万円もするのにですか」
社長:「私がきちんと整備しますから、走れるようにはなります」
「ただ部品の供給が遅れたりお金はかかります」
お客:「なぜそんなバイクに乗ったり、販売したりしているのですか?」
社長:「格好いいじゃないですか。どんなバイクより。」
「きちんと手入れしてエンジンがかかり、無事にツーリングから帰った時には
何とも言えずこのバイクが愛おしくなり、充実感があるんです。
不器用な自分に被るんですよ。」
お客:「そうですよね。じゃあ、買います。自分でできる範囲のメンテも
是非教えてください。」