所変われば
国土交通省が、今年高速道路の制限速度を120㎞にするための
検討を始めました。
確かに日本の高速道路の制限速度が100㎞と決められたのは
1963年と50年以上も前のことです。
当時の自動車と現在のそれを比べますと
走行性能だけでなく安全性も格段に向上しています。
どのような根拠で100㎞に決められたかは不明ですが
各国のそれを比較しますと日本が一番厳しいことが分かります。
日本・欧州・米国と道路の区分けが異なりますので
正確ではありませんが、大まかに日本基準と比較してみました。
米国と英国はマイル表示を㎞に変換しています。
高速道路(専用道路・フリーウェイ) 一般道 市街地
日本 100 60 30~50
米国 112 56~88 40~56
英国 112 96~112 48
独国 無制限 100~無制限 50
伊国 130 90~110 50
仏国 130 90~110 50
一時も早く120㎞にして欲しいし、外国車はリミッターが
ないのに、国産車は180㎞でそれが効き出すという不平等と、
二輪も自動車と同じ高速道路料金という不平等も
併せて解消して欲しいと思います。