いい傾向だが厳しい現実
家の近所をマジェスティと散歩していましたら
クリーニング工場のシャッターにパート募集の貼り紙が
目につきました。
時給770円~となっていました。
良く行くラーメン屋にも同じ募集の貼り紙。
時給730円~。
菊陽店に行った折の、大手ホームセンターにも。
時給800円~。
二年前に比べると100円ほど高くなった印象です。
少しずつでも賃金を上げていかないと
働き手が足らなくなります。
弊社などの小企業などは尚更です。
このような中、大手企業の味の素の賃金アップが話題になりました。
給与は変えないで、一日20分の時短を実行するというもの。
つまり、時間当たりの賃金アップを現金支給なしで行うのです。
利益が出ないと賃金を上げられないという
経営者としては至極当たり前の論理は
今後は通用しなくなりそうです。
先に上げていき、それで耐えられない企業は
淘汰されて当然という感覚になっていくと思います。
弊社は、両方とも実行しようと
賃金を少し上げながら、休日を増やしました。
先行きが不透明なので、取り敢えず役員の給与は下げました。
従業員にとってはいい傾向ですが
経営者にとっては厳しい現実なのです。