福岡市の不動産市況
先日、M信託銀行主催の講演会に行ってきました。
「福岡市の不動産市況」について、今が物件の買い時かどうかと
いう内容でした。
講師がDハウスの集合住宅事業部の方でしたので
「買い時」という結論も少々割り引いて考えねばなりません。
ただ、成程と思ったのが、市況をデータでみる方法でした。
1.土地の価格推移
2.土地取引件数の推移
3.融資金利
の3点が不動産取引のポイントとのこと。
「3」融資金利については、史上最低であることは間違いなし。
私が一番気にしていた「1」の価格がミニバブルと言われることでした。
昭和58年から平成27年までの価格推移をグラフにしていました。
消費者物価指数を加味しますと、現在の価格は
「バブル前の地価平均価格と同じ」でした。
取引件数については、平成25年から約10%増。
売り出し件数はほとんど変化がなく、買いたい人が増加している。
平成26年4月17日から平成27年4月3日時点で
260件の物件が売りに出され179件が成約。
販売歩留まりは77.3%でかなりの高率。
特に、8000万円~14.000万円の物件は人気が高く
成約率100%を保っているとのこと。
福岡市の地下鉄沿線でそこそこの物件であれば
リスクはかなり低いと再確認しました。
後は、如何に優良物件に出くわすか、また
如何に低利で銀行がどれほど融資してくれるかです。
結局ここにも、「運と縁」が絡んでくるのです。