段階を踏む
最近開催されました第16回世界水泳選手権大会において
女性シンクロナイズドスィミングで、日本勢が
数年振りにメダルを獲得して話題になりました。
このメダル獲得には、井村雅代日本代表コーチの復帰が
一番の理由なのは、言を俟たないところです。
彼女が日本代表コーチを退任後、5ヶ国から
オファーがあり、中国チームを率いた後の
中国の躍進には目覚ましいものがありました。
中国がメダル獲得している間、日本のメダル獲得は
なかったのです。
指導者の重要性を痛感すると共に
経営者にも同じことが言えると思います。
私自身の努力不足が原因で、会社団体も
社員個人もメダル獲得にはまだ遠く及びません。
そんな彼女の一言が
「言われていること以外に自分で何をするかです。
それを苦痛と感じるかどうかが、
一流となるかならないかの分かれ目」です。
まさしくその通り。私自身を含め弊社社員の
ごく僅かの人でもよいから、この意識を持ってもらいたい。
ただこのことは、ほぼ最終段階でのこと。
弊社はまだその前の段階もクリアしていません。
カレーハウスCoCo壱番屋創業者の宗次徳二氏の一言
「私は、店長などが気にしないような細かな点が気になって
仕方ない。飲食店の経営はわずかなことの積み重ねです。
それが60点か70点なのか、その違いが店の格差になる。
重箱の隅をつつくことを繰り返すことが重要。」
弊社は、先ずこの段階を達成できるように
私は全社員にこれからも小言を言い続けようと思います。